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お心遣いに感謝!訪問看護のおもてなし

2021-12-16

皆さま、こんにちは!
今回はお宅に伺った時にお茶菓子を出していただく等のおもてなしについてお伝えしたいと思います。

 
 

私たち訪問看護師は、ご利用者さまやご家族からのお茶菓子等のおもてなしについて、基本的には丁重にお断りしています。
とはいえ、なかなか断れない時や「利用者さんが何か話したいことがあるのかな?」と感じる時等、無下にお断りしない方が良いと思われる時は、ありがたく頂戴することもあります。
 
 
私が訪問看護を始めた20代(遠い昔)の頃…
F美さま(93歳 アルツハイマー型認知症)の入浴介助にお伺いしました。この日はいつも訪問している看護師が急にお休みになったため、私はピンチヒッターでした。
 
 
真夏の入浴介助は、滝のように大量の汗が出ます。入浴後、F美さんは「あーサッパリ!」とご機嫌でした。そこへ娘様が来られて…
 
 
娘様 :「お母さん、お風呂あがりの冷たい飲み物よ。看護師さんも一緒にどうぞー。」
F美様:サッとお盆から飲み物を取り、キューと一気飲み。
「あー♡」と(美味しそうな)笑顔。
私: 「ありがとうございます。大変申し訳ないのですがお気持ちだけで…」
娘様: 「そんなー!家で作った手作り梅ジュースだからお金かかってないし。看護師さん汗かいてるし、飲んで帰ってよ!いつもの看護師さんも飲んでるよ。」
私: (いつもの看護師が飲んでるのか、なかなか断りづらいな…)
「…では、今日だけいただきます!」コップを持ちストローを口に付ける
娘様: 「そうそう看護師さんは青いコップね。赤いコップはお母さんの方よ、昼の薬(安定剤)が入ってるから。」
私: 「え??(;゚Д゚)!」手元には赤いコップが!
娘様: 「看護師さん!そのまま吐き出して!」
 
 
私は娘様に連れられ洗面所へダッシュ!飲み込んではいなかったので、そのまま吐き出して嗽させていただきました(汚い表現スミマセン)。
居室へ戻ると、F美さまが私を見て赤いコップ(薬入り)を指さし「これ苦いよ。」とニヤリ。
 
 
事務所へ戻り、所長へ一部始終を報告。
所長から娘様へ今後飲み物等のおもてなしはお気持ちだけいただくこと、看護師は自前の飲み物を持ち歩いているのでお気になさらずに、と伝えてもらいました。
そして、F美さまのお薬はお好みに合わせてみかんゼリーと一緒に服用してもらうよう変更となりました。
 
 
利用者やご家族の皆さま、暑い日には冷たい物、寒い日には温かい物をご準備くださり、お気遣い誠にありがとうございます!!

訪問看護師の皆さま、ご利用者さまのおもてなしは感謝しつつ丁重にお断りしましょう。
いただく時は、細心の注意を払ってくださいね(笑)
 

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